何度も登場していますが、こまが生まれた犬舎は、淡路島にある【淡路正菊荘】です。
ブリーダーさんの柴愛がとっても強く、展覧会にもかなり力をいれていらっしゃいます。

毎年、春と秋のシーズンに各地で開催される、日本犬保存会主催の【展覧会】に出陳され、一位という意味の「一席」に選ばれるのも、その会の一番大きな賞である「本部賞」を獲るのも常連さん
※展覧会に出ることを、出場と言わず、出陳(しゅっちん)というそうです。

犬舎には、優勝旗はもちろんのこと、
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飾りきれず、箱に入ったまま積み上げられた状態の盾も数えきれないくらい置かれています。
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コロ&こまのお父さん犬「寿々王号」も、入賞常連さんで、2020年2月現在、最高賞の本部賞4本、全国展でも入賞していて、この世界ではかなりの有名犬なんだそうです。

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※淡路正菊荘【寿々王号】

ブリーダーさんからも「また遊びがてら見にきてくださいね。」と言っていただいてはいたものの、なかなか機会がなく、これまで展覧会を見に行ったことがなかったのですが、今回、たまたま同じ淡路正菊荘ファミリーの方から近くで開催されることを教えて頂きました。
聞くと、ファミリーの方もたくさん応援に来られるというだけでなく、こまよりももっと小さい1歳4ヶ月の女の子「たたみちゃん」が展覧会デビューするとのこと。

「展覧会」自体、どういうものなのか見てみたかったのと、たくさんのファミリーに会えるというのも楽しみなので、急遽、行くことに決めました。

スケジュールを確認してみると、今回は、兵庫県三木市の三木グリーンパークというところで、我が家からは、高速をフルで使うと一時間もかからないくらいです。
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9時開会式で、終了はだいたい14時くらいになることが多いんだそうですが、準備が遅くなり、到着したのは午前の部が終わりかける、11時半くらい(^^;

到着してまず驚いたのが、駐車場に停まっている車の数!!
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淡路正菊荘,富田ブリーダー,日本犬保存会,春季展覧会空いているスペースが全然なく、一番奥まで進んだところにやっと見つけたくらいです。

そして、車から降りた瞬間から、こまの興奮度MAX!!
どした?どした??とこっちがビックリするくらいグイグイ引っ張り、くんくん匂い、グイグイくんくんしっぱなし!
人間にはわからない、たくさんのワンちゃんの匂いがするんでしょうね、、

とりあえず、一番奥から入り口側に戻り、看板の前で写真を撮ってから中に入ります。
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よくみると、駐車場に停まっている車の多くは、後ろが開いていて、そこにいくつものケージが置いてあり、その中でお利口にじーっと待つ柴ちゃんの姿が!
淡路正菊荘,富田ブリーダー,日本犬保存会,春季展覧会こまには考えられないなぁ(笑

出陳するのは柴犬が殆どなのですが、他にも、甲斐犬や紀州犬といった日本犬も出ています。
淡路正菊荘,富田ブリーダー,日本犬保存会,春季展覧会※出典:日本犬保存会HPより

今回は、出陳総数、なんと173頭!!
回によっては200を超える頭数が出陳することも珍しくないそうです。

駐車スペースを抜け、グラウンドに進んで行くと、会場(=リング)を取り囲むように、ギャラリーが並んでいます。
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覗いてみたところ、少し大きめと思われるクラスの審査中でした。
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私自身、どういう流れで何がどうなっているのか全然わからず、途中途中でブリーダーさんや、何度も見に来ている他の方に色々教えてもらいながら見たので、まだ理解できたのですが、何の予備知識もなく見に行っていると、正直、最後までよくわからなかったと思います。

ということで、ここで簡単に「展覧会の流れ」を説明していきたいと思います。

 ①出陳クラス 

まずは、部門ですが、柴犬は小型犬になり、その中で、以下の表のように、月齢、年齢によって、出陳できるクラスが異なってきます。
淡路正菊荘,富田ブリーダー,日本犬保存会,春季展覧会 可能性は限りなくゼロに近いですが、もし今現在2歳2ヶ月のこまが出陳していた場合は「壮犬クラス」、6月以降に出陳するとすれば、一番上の「成犬クラス」になるということです。

 ②出陳条件 

出陳条件は2つ。
①日本犬保存会の会員であること
②出陳する犬が日保籍
 且つその犬の血統書上の所有者であること。
※出陳するには参加費用が別途かかります。

 ③審査の流れ 

審査は午前の部と、お昼休憩を挟んで、午後の部があります。
出番は若い順(スタート:幼稚クラス 最後:成犬クラス)となります。

【午前 第一審・個体審査】
一頭一頭、審査員の方がくまなく犬質をチェックされます。
例えば、咬み合わせ、歯数、舌の検査、雄犬のみ、触診にて睾丸の有無をチェック、体高測定や、立ち姿などが審査の対象になります。

【午後 第二審・比較審査】
その名の通り、ズラリと並べ、比較審査をされます。
審査が一通り終了すると、入賞圏内の犬は、番号を呼ばれ、前に移動します。
つまり、ここで番号を呼ばれた時点で、何席(=何位)かはまだ不明ですが、とりあえず入賞はできた、ということになります。
そして、最終審査として、もう一度しっかりチェックされ、そこで一席(一位)からの順位が決まっていきます。

【第三審】
最終は、先ほど決まった、年齢の高い「壮犬」「成犬」クラスの上位犬の中から、「日保本部賞」が選ばれます。
簡単に言うと、総合優勝全犬の中のNo.1ということですね。
※回によっては他に特別賞などがある時もあります。

 おまけ 兵庫支部展覧会は「ふれあいイベント」がある 

兵庫支部の展覧会では毎回何かしらの「ふれあいイベント」が開催されるそうです。
今回は「出陳体験」で、審査員の方にしっかり評価いただけるというイベントで、詳細は以下に記載しますが、こまも体験してきました。

ということで、以上が展覧会のだいたいの流れ・内容です。

にしても、これらを踏まえてもう一度、こまのお父さん犬、寿々王号の経歴をみると、ほんとにすごいということがわかりますね♪
200頭前後の中の1番になったことが既に4回もあるわけですから。

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※淡路正菊荘【寿々王号】

ちなみに、後2回本部賞を獲ると、「完成犬」となり、出陳できなくなるそうです。
例えて言うなら「殿堂入り」みたいな感じなんでしょうね。
コロもこまもこんなに立派なお父さん誇らしい限りです!

と、すっかり説明が長くなってしまいましたが、ここからは、実際見てきた内容、体験した内容をお伝えしていくことにします。

まず、先に述べたように、到着したのが、午前の部が終わるくらいの時間だったので、ゆっくり見たのはお昼休憩後、第二審から。
その前、お昼休憩時間に、一般犬向けのイベントがあるということなので、こまも申し込んで参加させていただくことにしました。
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今回は「出陳体験」というもので、実際に展覧会に出ている犬と同じように、「立ち込み」をして、その姿を本物の審査員の方にチェックしてもらい、評価までいただけるというものなんだそうです。

あぁ、、こんなことなら、展覧会リード(一本縄のリード)にしてくればよかった〜。
普通にいつものカジュアルなハーネスで来てしまったことを深く後悔、、(涙

ブリーダーさんに特別に、お散歩してもらい、
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さらには、立ち込みの練習もしてもらい、
淡路正菊荘,富田ブリーダー,日本犬保存会,春季展覧会準備万端です。(笑

同じ、淡路正菊荘ファミリーのお友達は全員参加で、こまの出番は一番最後。
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淡路正菊荘,富田ブリーダー,日本犬保存会,春季展覧会※アップ写真提供:すずちゃんママさん)
ファミリーの中には、「今日出ていたらかなり上位に入れたのでは?」なんて高評価のワンちゃんもいたくらいですが、こまはというと、特段すごいことを言われたわけではなく、雌らしい気性、体格で、尻尾の形も良い、と言う感じのコメントだったと思います。

何にせよ、こんな風に、ペットとしてではなく、「日本犬本来の姿」としての評価をしていただく機会なんてまずないので、貴重な体験ができてよかったです♪

しかも!!
参加費無料だというのに、終わったらこんなお土産までいただきました!
淡路正菊荘,富田ブリーダー,日本犬保存会,春季展覧会これにはビックリ!

イベントが終わり、13時になると、第二審が始まりました。
今回、デビュー戦となるたたみちゃんは、1歳4ヶ月なので「若2」クラス。
かなり集中して出番待ちをされているブリーダーさんとたたみちゃん。
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直前には、包み込むような愛情たっぷりのアイコンタクト!
淡路正菊荘,富田ブリーダー,日本犬保存会,春季展覧会ブリーダーさんの優しい表情がなんとも言えません。

きりりっ!とした立ち込み姿のたたみちゃん!

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淡路正菊荘【たたみ号】写真提供:どん兵衛くんママさん

とってもかっこよかったよ!

最終「成犬クラス」の審査風景はこんな感じ。
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やっぱり、大きくなるにつれ、堂々としていて、かなり迫力を感じました。
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今回この「成犬クラス」に出陳、大本命の【紅王錦号】がこちら。

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淡路正菊荘【紅王錦号】写真提供:どん兵衛くんママさん

なんというのか、迫力風格がもう、すごいです!

気になる結果は、というと、、
淡路正菊荘,富田ブリーダー,日本犬保存会,春季展覧会遠すぎてよく見えない、、

拡大してみると、、
淡路正菊荘,富田ブリーダー,日本犬保存会,春季展覧会一番左に並んでる!!
そう、本部賞獲得でした!!

さすが!!
㊗️おめでとうございま〜す!🎉

ちなみに、順位は名前ではなく、番号で呼ばれます。
また、表彰式はなく、ブリーダーさん自らが本部テントに行って、優勝カップを持って帰る、という感じ。
かなりあっさりしていました(笑
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最後は、ファミリー集合で、わちゃわちゃ記念撮影♪
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淡路正菊荘,富田ブリーダー,日本犬保存会,春季展覧会今回は、東は東京、西は岡山から応援に来られていて、犬舎愛をものすごく感じました。

初めての「展覧会見学」でしたが、ピリッとした空気、周りでワンワンいっても、少々のことでは動じない、堂々たる柴犬達の姿を見れて、とても貴重で楽しい時間を過ごすことができました。
何より、いつもインスタで繋がっている、ファミリーの方にもたくさん会えたことも大きかったですね。

ということで、次は、第二部、ファミリーわちゃわちゃプチオフ会の様子へ続きます。
更新まで少しお待ちくださいね。

最後に!!
ここまで読んで、展覧会がどんなものかはなんとなくわかった!
見に行ってみたい気もするけど、うちの子、ワンワン吠えるから無理だろうな、、
そんな風に思われた方、ご安心ください!!

実は、こま自身、ブリーダーさんを見つけては甲高い声で嬉しくってキャンキャン、お友達ワンコと対峙してガウガウワンワン、パパの姿が見えなくなると寂しくってキャンキャン、、
お恥ずかしい限りですが、きっと当日会場にいたギャラリーの中で、一番騒がしくて落ち着きがなかっただろうなと思えるくらいの超問題児だったのです。
でも、大丈夫でした。(^^;

というのも、さすがに、審査中、間近でギャンギャンなき続けたりするのはNGですが、基本的には、「柴好き」「柴マニア」「柴愛好家」さんの集まりなので、柴犬のことを一番理解されている方々ばかりですし、出陳犬も、それくらいのことでは動じないくらい鍛えていらっしゃいます。
さらには、会場が屋内ではなく、グラウンドなど広い屋外なので、そこまで響きません。
審査中になきだしたら、邪魔にならない程度の場所に離れればいいのです。

2020年の春シーズンは始まったばかり。
これから全国各地で5月くらいまで、日程が組まれています。
近くであるみたいだからちょっと覗いてみようかな、くらいの気軽な感じで見に行かれても全然大丈夫だと思いますよ♪

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